この記事はEDOCODE Advent Calendar 2024、12月09日(Mon)の記事です。

1つ前の記事は、Frank LuさんによるProduct Quizを作って学んだことでした。 また、グループ親会社であるWanoのAdvent Calendarもありますので、そちらもどうぞ!


Introduction

EDOCODEで運用とマーケティングを担当しております。この度、EDOCODEが14年間手がけてきたポイントモール事業をリブランドするプロジェクトを担当しました。

ClariGOはどのようにして生まれたのか。そのスタートから現在に至るまでの道のり、そしてブランディングにおける挑戦についてご紹介します。

ClariGO HP: https://www.clarigo.jp/

The Background of Rebranding

EDOCODEは、2010年から国内のクレジットカード会社向けに「ポイントモール」プラットフォームを提供してきました。このプラットフォームはこれまで20社以上で採用され、会員基盤の活性化や収益性向上を支援してきました。

しかし、自社が転機と挑戦に直面する中で、市場環境や顧客ニーズの進化に伴い、従来の「ポイントモール」の枠を超えた新たな価値を提供する必要性を強く感じました。そこで、より幅広い会員基盤の課題に応えるため、ブランドを刷新する必要性がありました。

2024年11月、私たちは「ClariGO(クラリゴ)」という新たなブランドのもとでスタートを切りました。このブランドは、会員向けに役立つソリューションを提供しながら、データを活用して会員とのつながりを深めたり、企業の成長を長く支えていくことを目指しています。

The Branding of ClariGO

ClariGOのブランディングには、多くのプロセスと工夫がありました。

ClariGOの個性がつくまで

  1. 自社分析:自分たちを見つめ直す

    まず、SWOT分析や3C分析を使って、自分たちの強みや伸ばせるポイントをしっかり洗い出しました。これまでのブランドストーリーや技術力、マーケット環境から「何が強みで、どこを伸ばせるか」をしっかり分析し、ClariGOが市場でどんな立ち位置にいるべきかを明確にしました。

  2. 競合分析:競合を徹底的に調べる

    次に、競合他社のサービスやブランディングを詳しく調査しました。何が強みで、どこに弱みがあるのかを見極め、さらには利用しているキーワードの分析を通じて、その上で「自分たちはここが違う!」という差別化ポイントをはっきりさせました。

  3. ブランドポジショニング:ポジションを決める

    ブランドポジショニングを決めるにあたり、私たちはまず市場と競合の動向を徹底的に分析しました。その結果、ClariGOはデータを活用して、収益につながるソリューションを提供する存在とポジショニングしました。

  4. ターゲットを明確にする

    ターゲットの明確化は、私たちのブランド戦略の中で非常に重要なステップでした。私たちは、会員基盤を持つ企業をメインターゲットに据え、特に「収益アップ」や「会員エンゲージメント向上」「LTVの最大化」に課題を抱えている企業に焦点を当てました。ターゲット企業に複数の価値を提供できることが、ブランドにとっての大きな強みとなると考えました。

  5. ブランドカラーとロゴに込めた想い

    ブランドカラーとロゴの選定では、単に視覚的だけでなく、ClariGOの本質をどう表現するかにこだわりました。競合企業のサイトを徹底的に分析し、他社との差別化を図るためにブランディングを決定しました。

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  6. ブランドトーン

    ClariGOをどのように外部に伝えるか?信頼感を大切にしつつ、あまり堅苦しくならず親しみやすさを意識しました。一緒に成長できるパートナーに据えることで、企業との長期的な関係を築くことを目指しました。

The Meaning Behind "ClariGO"